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みどりの小部屋【vol.9】息子の口癖「やって~!」

更新日:2021.7.5|1(2週間) / 189(累計)

みどりの小部屋【vol.9】息子の口癖「やって~!」

こんにちは。

(株)チャイルドケアサポートの土屋みどりです。

 

みどりの小部屋では、子育て・保育・教育に関することをゆるやかにつぶやいていきます。

 

 

さて、うちの2歳の息子の口癖は「ママ、やって~!(大泣き)」です。

 

ちょうど年齢的に「ジブンデ」と「ヤッテ」の混在する時期かと思いますが、特に着脱面では毎度急にクシャーッと泣き顔を見せ「やってよー!!」と訴えます。

 

それに対しできるだけ、「まずはやってごらん」とさらりと返しております。まだ2歳、と言えばそうなのですが、2歳なりにできることは山ほどあります。やればできるだろうと分かることは、なるべく手を出したくないなぁと思うのです。クシャクシャ顔にはひるまないぞ...!

 

そこから母と息子の根競べです。結果、これ以上訴えてもムリだと察してなんとか自分でやりきるか、「こっちはママ!」と半分こ作戦に出るか、時間は掛かっても息子なりに考えて対処しています。事が済めばケロリと引きずらない、いい性格です。

 

ある時なんてひどいんです。お風呂前、いつものように「できないー!やってよー!」とシャツが脱げず大騒ぎ。母は「やってごらん」と様子見。すると、ぐちゃぐちゃやっているうちに明らかにスポッと脱げたのです。やれやれよかったと思っていたら…なんとまたわざわざ自分で頭を通し直すのです。 そして「できないー!やってー!」と再号泣。さすがに「はぁ⁉」と言いそうでした(笑)確信犯です。

でもまぁ、甘えたい気持ちもあるよなと思い直しました。

 

なので、一緒にルールを決めることにしてみました。

まずは自分でやってみる。半分はやろう。その上で頼むときは泣いてでなく可愛く「てつだって♡」と言う。

そしてこちらが手伝う時も、しっかり見ておくように言葉を掛けました(見るのも学びかなと)。

 

そんなこんなで1か月近く経ち、なんだか最近自分で色々やりだすようになりました。おやおや、急な成長か? 息子も自分でできるに越したことないじゃんと気づいたのか、やって~とわざわざ泣くより、達成感を楽しむようになりました。お風呂の時間と分かると、一目散に風呂場へ走り、1人でガサゴソガサゴソ...そしてしばらくして「いっちばーん!」とすごい勢いの”はだかん坊”が走り戻ってきます。自分で脱げて大得意げな息子に、すかさず「やったね!」とみんなで大喜び。

 

こうして螺旋状ながら成長中の息子。今はまだ何だって大人がやった方が早いですが、そこをぐっと粘って待ってみると、結果的にグーンと成長する気がします。長い目で見てこちらにとってもずっとラクなのかもしれません。

 

上の娘の時はむきになってばかりだった私ですが、2人目はある意味適当です(笑) 2人の子どもが、次はどのような手を使って訴え、そこからどう成長していくのか。ある意味楽しみにして、ドーンと構えたいと思うばかりです。そして自分も一緒に成長です。

 

 

お読みいただきありがとうございました!

 

 

 

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