こんにちは。
(株)チャイルドケアサポートの土屋みどりです。
みどりの小部屋では、子育て・保育・教育に関することをゆるやかにつぶやいていきます。
チャイルドコーチングでは、
自分の長所・魅力を自分で見出し、生かすことで伸ばしていきましょう!
注目すべきは弱みでなく強み!
弱みは、強みを存分に生かすことで自然と追いついてくる(または弱みと感じなくなる)! などと考えられています。
そして子どもが自分で強みを見つけるには、まずはその方法を知る必要があります。
そのためには周りの大人が、「そこがあなたのいいところだよ」というメッセージをたくさん発していくことが大切だと考えています。
いわゆる「承認」です
その伝え方は色々ありますが、例えば...
①”見たままそのまま具体的に”術
「左手をお皿に添えているね」
「たくさんの色を使って描いているね」
ただありのままを言葉にしているだけでとても簡単ですが、それが承認になっているのですね!
②”長所は短所の裏返し”術
・落ち着きがない→活発・行動力がある
・頑固・自己主張が強い→自分の意見を持っている・発信できる
・行動が遅い→慎重・丁寧・マイペース
一見短所でも、見方を変えれば全て長所になり得るという発想の転換です
③役割持たせ術
子どもは本来、生まれながらに人の役に立ちたいという欲求があり、それは純粋に幸せなことなのですね。(大好きなママパパや担任の先生のためとなれば特に)
元々なかった下心は、大人が良かれと思って報酬を与えることで条件付けされてしまうと言われます。
できる限り、幼少期のその純粋な芽を大事に育てたいところですね。
「ありがとう、おかげでお部屋がきれいになって、みんなが気持ちよく遊べるね」
「○○ちゃんが手伝ってくれたから、ママのお料理がとてもはかどって助かったよ」
あなたはこんな大事な役割を担ったんだよ、ということ伝えるのですね
「自分はこの家族やクラスの中で必要な存在なんだ」と感じられると大きな自信に繋がると思います。
④一言要約術
「みんなの靴を揃えてくれてありがとう。これって『気が利く』っていうことだよ」
「ごみを拾ってくれたんだ、よく気が付くね。『率先してやる』ってこういうことだね」
「おもちゃを貸してくれるまで待っているんだね。『忍耐強い』ね」
子どもに対し、いいところを言い表す言葉、今まで知らなかった言葉を見つけるきっかけとなります!
なんだかわざとらしい言い回しに感じますし、難しい言葉に子どもはキョトンとすることもあります。
でも、「いい言葉」だということは雰囲気で察し、まんざらでもない顔をしたりするのですよね
そしてその子なりに吸収しながら自分の長所の言い表し方を学んでいくのだと思います!
大人の語彙力は問われますが
...そして、何より一番のいいところは、「あなたが存在してくれていること」。
それはどんな形でも、毎日伝えていきたいですね
お読みいただきありがとうございました!
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