こんにちは。
(株)チャイルドケアサポートの土屋みどりです。
みどりの小部屋では、子育て・保育・教育に関することをゆるやかにつぶやいていきます。
タイトルは、最近難しいな〜と思うことの1つ
子どもの主体性を...ということで、子育てでも保育でも「自分でする」をいつも意識しているつもりです。
その中の重要な一つが「自分で選ぶ」こと。
子どもが自分で選び、自分で行動し、その結果を自分で味わう。
そこに「責任」が生まれ、達成感や学びに繋がると思っています。
自分で選んだ結果としての小さな失敗は、どんどんすればいい
ですが、こちらの経験やねらいからして、その選択はちょっと...と思うことも多々
そもそも、明らかに望ましくない選択肢は初めから除けばいい。
整った環境の中で、子どもが自由に選択していけばいい。
それをできるのが保育。
もちろん、散歩先でもっと遊びたいけどもう給食だから帰らなければいけない等、子どもの思いと大人の管理がぶつかり合うことは保育でもしばしばある。
でも、葛藤の多さは家庭と雲泥の差がある気がします。(個人調べ)
家庭はそもそも大人の生活ありきなので、除けきれない環境が山ほど。
スマホ、テレビ、食事、睡眠時間、マンションで大声を出せない状況、などなど...
なので特に家庭という環境では、子どもの自由な選択を尊重したいと思いつつも、それと同じくらい大人の管理も必要だと思っています
例えば我が家でよくあるのは、
・「もっとたべたい ! まだ れいぞうこにあるじゃん !」
・寝る時間になり、「まだあそびたい !」
・家で大声を出す、ドタバタ走り回る、など。
そんな時、気持ちは受け止めつつも、管理と選択のいい塩梅を考え提案するようにします
・「じゃあ、こっちかこっち、どちらを食べてお終いにする?」
・「絵本を1冊読んで寝るか、塗り絵をここだけ塗って寝るか、どっちがいい?」
・「上の階の赤ちゃんが起きちゃうから大きな声をやめる?それともお隣りさんのお勉強のジャマになるからやめる?」
3歳5歳の子ども達に対し意識しているのは、あくまでどちらを選んでもOKなAorBの選択肢を提示すること。
何を?や、どれくらい?とオープンクエスチョンで聞いてしまうと、子どもがせっかく選んだ答えを、「いや、それは無理よ」と返す必要も出てくるからです。
子どもが自分で選んだことを尊重したい。
でも幼児期は大人の管理も十分に必要。
なので、気持ちが満たされるいい塩梅を探り、「子どもの選択の尊重」と「大人の管理」をバランスよくやっていきたいなぁと思う次第です。
それが、難しい。
ですが、意識して考えていきます...
お読みいただきありがとうございました!
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