こんにちは。
(株)チャイルドケアサポートの土屋みどりです。
みどりの小部屋では、子育て・保育・教育に関することをゆるやかにつぶやいていきます。
突然ですが、先日読んだ本に、「行動自体と行動の品質を切り分ける」とありました。
ん?どういうことだろう
よくある話ですが、
例えば、子どもが玩具を片付ける際投げ入れていたら、
「投げないよ!」
例えば、子どもが何かを打ち明けた際、
「え、どうしてそうなったの?」
咄嗟にそんなふうに出る気がします。
ただ、その子にとってそれが励ましになればいいのですが、
気をつけないと意欲を減退させてしまうかもしれません
正した方がいい、確かめた方がいい部分はあったとしても、
まず自分でやろうとしたこと、正直に話そうとしたこと、その行動自体は望ましい。
そこは伸ばしたい。
ならば、そこは強化すべく(「またやろう」と思えるよう)、まずはプラスの「みかえり」を与えることが必要とのことです。
「みかえり」といっても大層なものではなく、ただ行為そのものを認める言葉。
「お片付けありがとう!」
「教えてくれてありがとう!」「話してくれて嬉しいよ!」
まずはプラスの「みかえり」でその行動自体を認めて伸ばす。
そのうえで、
「優しく入れようね」
「今度は〇〇できるかな」「どこが難しかったかな」
などと初めてその「質」を上げる言葉をかけるといいようです。
逆に最初に注意の言葉が出ると、それはマイナス寄りの「みかえり」と受け止められ、「今度はやらないでおこう」「今度は黙っておこう」と行為自体の減退に繋がりかねないということなのですね。
行動とその質を切り分ける、意識していきます
お読みいただきありがとうございました!
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