menu

みどりの小部屋【vol.80】行動と質を切り分ける

更新日:2023.2.3|0(2週間) / 87(累計)

みどりの小部屋【vol.80】行動と質を切り分ける

こんにちは。

(株)チャイルドケアサポートの土屋みどりです。

 

みどりの小部屋では、子育て・保育・教育に関することをゆるやかにつぶやいていきます。

 

 

突然ですが、先日読んだ本に、「行動自体と行動の品質を切り分ける」とありました。

 

ん?どういうことだろうblush

 

よくある話ですが、

例えば、子どもが玩具を片付ける際投げ入れていたら、

「投げないよ!」

例えば、子どもが何かを打ち明けた際、

「え、どうしてそうなったの?」

咄嗟にそんなふうに出る気がします。

 

ただ、その子にとってそれが励ましになればいいのですが、

気をつけないと意欲を減退させてしまうかもしれませんfrown

 

正した方がいい、確かめた方がいい部分はあったとしても、

まず自分でやろうとしたこと、正直に話そうとしたこと、その行動自体は望ましい。

そこは伸ばしたい。

 

ならば、そこは強化すべく(「またやろう」と思えるよう)、まずはプラスの「みかえり」を与えることが必要とのことです。

「みかえり」といっても大層なものではなく、ただ行為そのものを認める言葉。

 

「お片付けありがとう!」

「教えてくれてありがとう!」「話してくれて嬉しいよ!」

 

まずはプラスの「みかえり」でその行動自体を認めて伸ばす。

そのうえで、

「優しく入れようね」

「今度は〇〇できるかな」「どこが難しかったかな」

などと初めてその「質」を上げる言葉をかけるといいようです。

 

逆に最初に注意の言葉が出ると、それはマイナス寄りの「みかえり」と受け止められ、「今度はやらないでおこう」「今度は黙っておこう」と行為自体の減退に繋がりかねないということなのですね。

 

行動とその質を切り分ける、意識していきますblush

 

 

お読みいただきありがとうございました!

 

―――――――――――――――――――――

 

☆保育に関するお困り事・ノウハウは、保育現場での体験の共有サイト<ホイクタス>の方にも多く載せられています。私も運営協力者として登録しております。どうぞご活用くださいませ。

  • この記事をシェア:

その他のピックアップ記事