こんにちは。
(株)チャイルドケアサポートの土屋みどりです。
みどりの小部屋では、子育て・保育・教育に関することをゆるやかにつぶやいていきます。
子育てや保育でよく言われることの一つ。
「つい直してほしいことばかりに目が行きがちですが、望ましいことをしている時こそ注目し言葉を掛けていきましょう」
私自身もこれは意識していたつもりです。
ただ、最近の欲求不満そうに荒らっぽい4歳娘の姿を見て、
「私はそもそも娘のことをちゃんと見ているのかしら」
ふとそう思ったわけです
そこで休日のとある日、ひとまず公園にいる2-3時間、スマホを手放してみることにしました。
もちろん時刻を見たり急ぎの連絡に対応したりはしますが、それ以外は後回し。
この数時間でどうしてもスマホでやらなければならないことって、ほとんどない。
でもこれまで、「子ども達は夢中で遊んでいるし」と、その間自分はなんとなく無意識にスマホをいじっていました。
それをその日は意識的にやめ、ただ子ども達をじっと見つめることに。
すると、発見の連続...
あれ、こないだ怖がっていたはしごを、すいすい登れるようになっている!
弟とこんなふうに仲直りしている!
そして何より、私のことをこんなにチラチラ見ている!!!
目が合うだけで満面の笑みになる娘。
「ママ、おーい!」と嬉しそうに手を振る。
そして更にやる気を出して遊びに戻る。
そんな姿が繰り返しありました。
たったこれだけのことですが、とても大切な「存在承認」となっています。
きっと、母を見ても母はスマホを見ていて気付いてもらえなかったこと、何度も何度もあっただろう。
そう思うと、申し訳なさと勿体なさと...
休日昼間の数時間、今しかない子ども達の貴重な姿を見つめて応答する以上に、大切なことはないはず
もちろん、母であってもボーッとスマホを眺めたり友だちとのメールに夢中になったりしたい。それも必要。
だからこそ、まずはこの2時間だけでも、と決めてやってみるといいのではと思いました。
別に2時間身体を張って一緒に遊び倒すわけではなく、ただゆったりとした気持ちで見つめ、応答する。
それだけで娘も、そして私自身も楽しく、心が満たされるのを実感したのでした
お読みいただきありがとうございました!
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