こんにちは。
(株)チャイルドケアサポートの土屋みどりです。
みどりの小部屋では、子育て・保育・教育に関することをゆるやかにつぶやいていきます。
子ども同士のトラブルや1人でのイヤイヤなど、毎日色々あります
基本的には自分なりに解決・切り替えができるよう見守るスタンスでおりますが、ヒートアップしそうな時は介入することも。
そんな時、親や保育士としては様子を見ていたりいつものパターンだったり大抵状況を把握しています。
それ故まずやるのが、(泣きの訴えにややかぶせるように)「~したかったんだね」「今、○○ちゃんが~だったんじゃない?」「~って言ってごらんよ」などなど、子どもの気持ちを代弁しようということ
でもそれに対し、時に子どもからは否定的な反応が返ってくることもあります。
余計泣きを強めたり、「んーん!!」とそっぽ向いてしまったり
もしそのような時は、自分だったらと考えてみます
「分かっちゃいるけど...」ということって往々にしてあり、そんな時欲しいのは正論でなく、まずは「うんうん」とただ想いを聴いてくれることだよなぁと。
なので例えこちらは状況を分かっていたとしても、まずは何より「どうしたの?」で入る。
そして、「うんうん、そうかそうか」とひたすら聴く。
もし相手のいるトラブルだったら、「○○ちゃんはどうしたの?」「うんうん」「□□ちゃんはどうしたの?」「うんうん」と交互に何往復も聴く。
そうしていくと、ふっと落ち着く瞬間を感じます。そんな時は結構吐き出せたサインな気がします。
そうなったら今度は、「じゃあどうしようか?」とそっと質問を変えてみます。これも2人いたら順に聴いていきます。
すると、初めは訳の分からないことを言ったとしても、また数回聴いていくうちに本人なりの解決策を本人なりの言葉で考え出すのですよね
子どもの問題処理能力を侮ってはいけないとその時感じます。
それが例え大人が描いたゴールと違ったとしても、本人が納得し自分で切り替えるのが一番大事なことだと思っています。
「代弁」だと「代わりに言う」というイメージになるのですが、あくまで本人が言葉を吐き出しきり、それをこちらはただ「聴いて」「拾う」というイメージでいいのかなと思いました。
出すことでスッキリし、自然と視界が開けること、子どもも大人も一緒なんですね
お読みいただきありがとうございました!
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