こんにちは!
(株)チャイルドケアサポートの土屋みどりです。
みどりの小部屋では、子育て・保育・教育に関することをゆるやかにつぶやいていきます。
ダメなことはダメ ! はい、そこから切り替えて !
子どもに対し、どちらかと言うとそういうスタンスだった私。
でも、このように学んだ時はハッとさせられました
「抑制力は、抑制されてつくのではない。欲求を存分に満たされることで前頭葉が育まれ、子どもが自発的に獲得していくもの。」
自分を傷つけること、周りの人や環境に迷惑をかけること、大枠の時間、、必要なルールを伝えていくのは大人の役目。
ただ、それを伝えるのと同じだけ大切なのは、子どものその「欲求」をできる限り何かの形で満たすことかもしれません
「ダメ」なことを、じゃあどんな形だったら叶えられるか。
子どもの所謂「ワガママ」って、求める物や行為そのものより「今日一日保育園で頑張ったんだから、ちょっとは私の言うこと聞いてよねー!!」という「甘え」や「承認欲求」の表れだったりするんですよね(親自身も家事や仕事を一日頑張った後だからこそワガママやめてよねー!となるのですが)
なので、「もっとTV観たい」は受け入れられなくても、例えば代わりにたっぷりスキンシップを取りながらお気に入りの絵本を読むなど、その「気持ち」は満たしていきたいです
「もっとやりたい!」「ちょっとほしい!」と訴える姿に対し、もうお終い、と大人が線を引くのは簡単だけれど、意外と何かほんの少しの譲歩で満足することもあるんですよね。
大人は仕事帰りの息抜きにちょっと本屋立ち寄ろう♪ができるけれど、子どもは自分じゃそうできないよねと言われたことがあります。
固い言葉を繰り返してしまいますが、抑制力は抑制されてつくのでなく、欲求を存分に満たされることで前頭葉が育まれ、子どもが自発的に獲得していく。
必要以上な抑制によって必要な時期に欲求が満たされきらないと、後になって爆発させたり、自律を遅らせてしまったりし兼ねないわけなのですね。
もちろん何でもかんでも受け入れるということでは決してなく、できないことはできない、マナーは守る、また、大人がストレスを感じてまでやることはない。
ただ、「じゃぁどんな形なら」の視点は常に持ち合わせたいなぁと思う次第です
お読みいただきありがとうございました!
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