保育園は皆様が思っている以上に作成しなければならない書類が多くあります。
それらの書類は10年ほど前までは、多くの保育園で手書きで作成されていたようですが、ここ数年保育園もICT化が進み、パソコンなどを使って書類を作成する保育園が増えたようです(増えたようですというのは、まだ手書きで行っているところも多くあるということです)。
保育園で作成する書類の中で、一番ICT化が進まないのが連絡帳です。連絡帳とは、日々の保育園での様子を保育士が書き、ご家庭での様子を保護者の方が書くもので、これにより保育園で園児がおうちでどのように過ごしたかを把握し、逆に保護者の方は保育園でどのように過ごしたかを知る、とても重要なものです。
この連絡帳については、毎日のことなので保護者の方も大変だと思います。それでもICT化が進まないのは、連絡帳を成長の記念に残す方が多く、もちろんICTにより作成した連絡帳も印刷して記念に残すことはできるのですが、やはり手書きの方が思い入れが強い、などの理由もあり、保育園の中で最もICT化が進まない書類の1つとなっています。
また連絡帳のICT化については、保育士と保護者でも温度差があるようで、手書きにより強い愛着を持っているのは、どうやら保育士のようです。
保育士の仕事が昔と比べ物にならないくらい多様化し難しくなってきています。
やはり業務効率を図るのも大切なので、今後はさらに保育関連書類のICT化は進むものと予想されます。
皆さまは保育書類のICT化、どう思われますか?
(株式会社チャイルドケアサポート:前嶋)