こんにちは。
(株)チャイルドケアサポートの土屋みどりです。
みどりの小部屋では、子育て・保育・教育に関することをゆるやかにつぶやいていきます。
先日娘がピアノ教室に行くのを泣いて嫌がりました。
朝の家庭練習から雲行きが怪しく、家を出てからも足取りが重い。
そしてついに道中「やだ、いきたくない!!」と泣き出し、ヒートアップ
そうかそうか、こんなに言うんだから今日は休もうか、と思いました。
仕事があるから休めない保育園とは違い、あくまで習い事。そしてこんなに嫌がっている。
これで行かせるのはきっと親のエゴだよなぁと。
でも迷いながらも、
まずは行きたくない理由を確認することに
どうやらピアノや歌自体は嫌いじゃないけど、「むずかしいのがいっぱいでやだ」と嫌なイメージが優位になっている様子。
それなら解決策は何だ?と考え、すったもんだしつつも最終的には連れて行くことにしました。
先生に事情を伝えると、「任せて」と、いつも以上にしっかり褒めながら軽やかにレッスンを進めてくださいました。
そして宿題量や家庭での練習の仕方も調節。
そうして娘は機嫌良くレッスンを終えたのでした。
今回私なりに感じたこと
子どもの「行きたくない」は、まず言葉や様子に見え隠れするその理由を確認する。
同じ「行きたくない」でも理由はまちまち。
宿題の多さ、他の遊びがしたい、体調、先生や友だちとの相性、そもそもピアノ自体が嫌、、
どれをとっても出し方は「行きたくない」になると思うので、しっかり個々の理由にフォーカスし具体的に対応していくようにしたいです。
今後子どもが成長していく中で、
「嫌だったら即ちやらない・辞める」という定型にはしたくないと思っています。
もちろん、休む、辞めるという選択支も大いにありで、時にはすぐにでも離れた方がいい場合もあるはず。
まずは一度嫌な原因と、併せてその改善策はあるのかどうか考えてみる。
考えてみて、やってみて、それでムリならしょうがない。まずは何かしら動いてみよう。
そんな思考回路になればいいなぁと思っています。
そして、その過程に支えが必要な時はいくらでも伴走したいと思います。
また、困った時は専門家に頼るべしとも改めて感じます(自身が保育の仕事をするならば、逆にそうありたいとも思います)
子どものため? やはり大人のエゴ? 何が最適解か分からず迷うことだらけですが、
5年後10年後20年後を見つめ、じゃあそこに至るまでに育みたい心や力は何だろう?
という観点で考え、休憩も挟みつつ、支えていきたいと思います。
お読みいただきありがとうございました!
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