こんにちは。
(株)チャイルドケアサポートの土屋みどりです。
みどりの小部屋では、子育て・保育・教育に関することをゆるやかにつぶやいていきます。
6歳になった娘と、先日朝「ケンカ」をしました。
「ママが〇〇って言ったせいでうまくできなかった!!」
ピアノを練習中のそのような話から始まり、次第にエスカレート。蹴るは掴むはの暴力沙汰(?)に。
私はどうにか怒鳴り散らさぬようにと自分を抑え、「痛いからやめて」と低いトーンで伝えたり、娘と距離を取ったりとしていました。
すったもんだすること20-30分程。ようやく終息。(体感は1時間。疲労感は∞。)
その後娘は、「ママ、さっきはごめんね」と言ってきます。
ただ私は、とても痛かったですし、嫌な言葉も連呼され、大人げないですがどうしてもすんなり「いいよ」と仲直りする気になれず。
そもそも「ごめんね」を言われれば、嫌な気持ちはいつもそこでスッキリさせるべきなのか?改めてそう考えました。
そして、何度か「ごめんね」を繰り返し、「なんでいいよって言わないの?」と聞く娘に対し、私はこう返しました。
「(娘)ちゃんの気持ちは分かったよ。これからは静かに練習を見ているね。ただ、ママはとても痛かったし、すぐにいいよと言えないくらい悲しくて嫌な気持ちになったの。だから気持ちの整理をするために少し時間がかかるの。あなたの気持ちは分かったから、もう謝らなくて大丈夫だよ。」
すると娘はスッと引いて、朝食を食べ始めました。
結局そのまま互いに幼稚園やら仕事やらへ出発。
降園後は普段の関係に戻ったわけでした。
「ごめんね」と「いいよ」ってセットのように教えられてきた気がします。
でも、それがただの定型文にはならないようにしたいです。
重要なのは、お互いに気持ちを整理し、その上で必要な言葉を伝え、自ら切り替えていくこと。
それは2歳児でも大人でもきっと同じ。
もちろんコミュニケーションを円滑に取るために必要な言葉はたくさんあり、それを教えていくことが大人の役割の1つですが、
つい「ごめんね」や「いいよ」を強要してしまっていないか、
気持ちの整理が追いついているか、
等々、今一度振り返りたいと思います
お読みいただきありがとうございました!
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