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みどりの小部屋【vol.4】切り替える力

更新日:2021.5.28|2(2週間) / 96(累計)

みどりの小部屋【vol.4】切り替える力

こんにちは。

(株)チャイルドケアサポートの土屋みどりです。

 

みどりの小部屋では、子育て・保育・教育に関することをゆるやかにつぶやいていきます。

 

 

さて今回は、「切り替える力」についてお伝えしていきます。

 

前回までに、気持ちを十分に受け止められながら、自分で考え行動していけるといいですねとお話しさせていただきました。

 

ただ当然ながら、いつも思い通りに動けるわけではありません。子どもと言えど立派な社会の一員。家庭でのルール、保育園でのルール、公共の場でのルール、守るべきことはたくさんあります。それを子どもの思うようにやらせたいと見過ごしていたら、そこで育つのは有能感ではなく、残念ながらワガママなのです。小さいうちは守ってくれる人がいるためそれでよくても、大人になってからはそうはいかない。人と関わる以上、自制心は必要です。それを身につけた子ども、自己をコントロールできるようになった子どもは強いです。ルールを守れるだけでなく、上手くいかないことや、時に理不尽なことに対しても、自分なりに切り替える力が身につきます。俗に言う“キレる子”とは、そこが上手く備わっていないのかと思います。

 

では具体的にどう対応していくのでしょうか。

 

まずルールや聞いてほしいことは、あくまで冷静に理由と共に簡潔に伝える。それに納得できない子どもは泣いて訴える(時に癇癪になる)。それに対し「○○なんだね」と気持ちは受け止めるが、あくまで、簡単な理由を伝えつつ受け入れることはしない。ある意味“知らないふり”をしておく。(そこであまりに泣くからと受け入れてしまうと、子どもは賢いので泣いて訴えれば聞いてもらえると学習します)すると子どもは泣きながらも、大人の毅然とした態度に次第に自分なりに気持ちに折り合いをつけようとしていく。ルールやマナー、人の気持ちの存在に気づき始めるのです。子どもって、大人が思っているよりもずっと物事よく分かっているのですよね。

 

そうして切り替えられたことに対し、こちらも当然でしょの態度でなく、すかさず「分かってくれてありがとう」と反応し、さりげなく他の話題へ持っていきます。そこにご褒美のお菓子などはいりません。本人にとっても、切り替えられたことやそれを大人も分かってくれたこと、それだけで十分なのです。

 

ただし子どもは忘れることが特技なので、また同じことを繰り返すかもしれません。こないだ約束したでしょ!と感情的にならず、また同様に、冷静に伝えて切り替えを待てばいいのです。するとある日同じ場面に出くわした際「○○なんだよね」と得意げにルールを語ろうとする姿に成長を感じることがあるかと思います。

 

また、自分で考えられる年齢になってきたら、話し合って一緒にルールを決めるといいですね。自分で決めたルールならより責任を持って守ろうと思えるはずです。

 

一つ気を付けたいのは、大人が気分でルールを変えてしまわないこと。子どもは迷ってしまいます。もちろん子どもの体調やTPO等で臨機応変にはなりますが、できる限り安定した対応ができるといいですね。

 

 

次回は、少し話題も変わって「睡眠の重要性」についてお話しさせていただきます。睡眠って、思っている以上にとても大切で、もっと優先順位を上げてもいいと思うのです。ぜひご一読ください。

 

お読みいただきありがとうございました!

 

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