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みどりの小部屋【vol.101】とにかく甘えさせればいいですよ

更新日:2023.7.7|4(2週間) / 93(累計)

みどりの小部屋【vol.101】とにかく甘えさせればいいですよ

こんにちは。

(株)チャイルドケアサポートの土屋みどりです。

 

みどりの小部屋では、子育て・保育・教育に関することをゆるやかにつぶやいていきます。

 

 

先日、我が子2人の幼稚園にて個人面談がありました。

開口一番、先生より、

「(娘)ちゃんも(息子)くんも、家でそろそろ爆発するんじゃないかと思っています」と。

 

...えぇえぇ、もうしてます ! なんなら毎日 ! crying

 

それをどうしたものかと、園の様子も聞いてみようと思っていたところでした。

 

そして言われたのが、「とにかく甘えさせればいいですよ」ということblush

 

先生「園ではとても頑張っています。どこかにシワ寄せがくるのではと案じていましたが、家で出してくれているならよかったです。」

 

私「家では何から何まで『やってよ!!』となりがちです。しかも言い方が荒っぽくて。」

 

先生「全て甘えの表れでしょうね。もう少しバランスよく園でも出せると良いのですが、なかなかそう上手くできない子もいます。」

 

私「そうですよね。ただせめて言い方をもう少しソフトにしてくれたら、こちらも気持ちが違うのにと思います...」

 

先生「確かにそうですね、お母さんは大変だ。まだまだ出し方を上手く調節できないのでしょうね。ただまずは、それを直そうとするより受け止める方が先だと思います。そうして落ち着いてから初めて、今度はもう少し優しく言ってねなどと伝えるとよろしいかと。」

 

先生「甘えを爆発的に出す時は、闘うと余計にお互いストレスになるだけです。だから初めから諦めて思い切り甘えさせればいいのです。やれば出来る力はあるのですし、この時期がいつまでも続くわけではありません。むしろ溜め込む方が、後になってよほど怖いです。」

 

 

おっしゃる通りだ。私も保育者の立場だったら、同様に言うだろう。

しかし我が子となると、どうしても割り切れていない部分がありました。

 

〈甘えを受け止めよう〉と〈自分でできることは自分で〉の2つの思いが私の中で交錯しています。

それによって親子共にしんどくなりがちな日々でした。

「甘えさせる」って、「子どもを信じる」という要素も強いと改めて感じます。

(一度甘えさせたらずっと続くんじゃないか)

(荒い言い方を受け止めたら、その言い方をインプットしてしまうんじゃないか)

このように、ついある意味「疑って」しまうのです。

 

でも大丈夫。

甘えて全部やってもらっているように見えても、実は必ず子ども自身で頑張っていること(やろうとしていること)はある。

それを見逃さずに存分に認めればいい。

また、求めていたら手伝うけども、先回りしての過保護・過干渉はしない。

そして、こちらの思いや願いがあるならば、子どもの調子のいい時に伝えればいい。

何はともあれ、子どもが求める時は求める分だけ甘えさせようlaugh

 

そう心構えをしてお迎えに行ったその日は、こちらの気持ちのゆとりも相まってか、2人共いつになく上機嫌でした。

なんだか拍子抜けでしたが、きっとそんなものですねyes

 

 

お読みいただきありがとうございました!

 

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