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みどりの小部屋【vol.76】母、泣く

更新日:2022.12.23|1(2週間) / 97(累計)

みどりの小部屋【vol.76】母、泣く

こんにちは。

(株)チャイルドケアサポートの土屋みどりです。

 

みどりの小部屋では、子育て・保育・教育に関することをゆるやかにつぶやいていきます。

 

 

らせん状に成長する子ども。

あれ、こないだまでできていたのに...や、

なんだか今週いつも帰宅後の機嫌がよくないなぁ...など、

我が子の場合1~2週間のスパンで山あり谷ありだと実感しています。

 

そんな、いわゆる”谷ウィーク”の3歳息子に泣かされたお話です。

 

幼稚園のお預かりから帰宅後、何をするのも嫌、母が手伝おうとするのも嫌と、急に泣き暴れwink

挙句の果てに「(今から)幼稚園に行く!」と言い出します。

我が家のネックは、大泣きや大暴れを思い切りできないこと。(ご近所トラブルにより)

思いは受け止めつつ、でも受けられない要求は受け入れず、自分で切り替えられるよう手伝いながら待つようにしたい。
本音はそうなのですが、そうしているとトラブル悪化でこの家に住めなくなる危険性が...crying

ゆえに、いつもこの状態になると対応に迷ってしまいます。

 
ヒートアップしていると話も入らず、泣くは叫ぶは叩くは状態の息子。
そうしているうちに私も途方に暮れ、涙が出てきてしまいました。
「ママだってそんな風にされたらすごく悲しいよ。」
 

親は子に涙を見せない方がいいとも言われますが、

親だって子どもと同じ人間で、同じように悲しい時も腹が立つ時もある。

感情的になり過ぎないように気を付け、後のケアがあるならば、正直に出していけばいいと私は思っています。

もちろん親の涙を見たからといってひるむ息子ではないですが。

 

結局その日は、ちょうど買い忘れたジャガイモを買いに行くことにして、夜道を一緒に数分歩いてスーパーへ行きました。

幼稚園に行くことは受け入れませんが、互いの折衷案を取ったつもりです。

手をつないで歩き出すとすぐに落ち着き、帰宅後はすんなり事が進みました。

 

就寝前、姉がトイレの間息子と2人きりになったタイミングで、

「ママ、ごめんね。」と息子。

「ママも大きい声を出してごめんね。いつでもお手伝いするから、今度は優しく教えてね。切り替えてくれてありがとう。」

と、最後は大好きのギュー。

 

 

山あり谷あり涙あり。

ですが親も人間味を出すことを臆せず、むしろそれをいい機会にできればと。

そこからの切り替え方や謝り方、お礼の言い方などを率先して見せることで、一緒に成長していければと思っています。

 

 

お読みいただきありがとうございました!

 

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