こんにちは。
(株)チャイルドケアサポートの土屋みどりです。
みどりの小部屋では、子育て・保育・教育に関することをゆるやかにつぶやいていきます。
子どもの心を「バケツ」に例えることがあります
・バケツを愛情クッキーで満たすべく、「大好き」な気持ちをたっぷり伝える
・癇癪のような時は、バケツの底が抜けている
などなど。
最近娘に対し、2つ目の「バケツの底」についてよく考えます。
気持ちが爆発している時、(あぁ底が抜けているのかな)と感じます。
そのような時に「こうでしょ」「ああして」などと伝えても、こぼれる量を助長するばかり。
たとえ真っ当なことを言っても逆効果がほとんどです。
まずはバケツの底を直し、感情を落ち着かせることが第一だなと実感します。
先日早朝、娘爆発。訳分からない泣き叫びに襲われました。
「ちゃんと言葉でお話しして」
「もう少し優しく言ってほしいな」
「まだご近所さんは寝ているからご迷惑だよ」
今にも溢れ出しそうな私の小言。
それをどうにかゴクリと飲み込んで、
(そうだ、まずはバケツの底直しの手伝いだ..!)と思い起こします。
底直しの方法は、子どものタイプやその時の様子によってまちまち。
最近の娘は、触れられたくないけど離れるのも嫌、何か言われるのは嫌だけど無反応も嫌、というタイプなので、
ひとまず娘の泣き叫びを「うんうん」「そっかぁ」と小声で返事しつつ傍で聞くに徹しました。(あ~、ご近所様大変申し訳ありません)
そしてややボリュームが下がったところで抱っこに誘います。
嫌がったらもうしばらく様子を見て、再度抱っこに誘う..と何度かしているうちに、抱き付きにきてくれました。
そこで他愛もない話を挟んで娘もポツリポツリ普段のように話し始めたところで、(あ、底が直ったのかな)と感じます。
そうして初めて、「こういう時はね..」などと直してほしいことを簡潔に伝えるようにしました。
何はともあれ、まずは「底直し」。
解決を焦らず、急がば回れだと自分に言い聞かせる日々です。
お読みいただきありがとうございました!
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