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ほいくえVoice

【vol. 5後編】令和らしい保育を模索中!

更新日:2021.4.13|57(2週間) / 57(累計)

Noguriさん

1991年生まれ 保育歴9年目

私立認可園 リーダー 1歳児クラス担当

 

Noguriさんのインタビュー前編はこちら

 

−自分より年下の保育士が増えてきた、とお伺いしました。指導する際に気をつけていることはありますか?

 

過去に辛く厳しい新人生活を過ごしたからといって、それを後輩に強いたり押し付けたりするのはナンセンスだと思っています。時代に合わせた保育、学ぶ環境、指導方法、働き方があって、それは変化していくもの。令和らしい保育とはどんな感じだろう、この先どういった保育園が生き残るんだろうは意識していますね。その中で、保育士一人ひとりの力を磨くことが、とても大事なのではないかと思っています。

 

−若い保育士が力を磨くのに、必要なこととは?

 

入職したての保育士は、学校で学んだことが頭の中に詰まっていること、柔軟に考えられることが何よりの強みです。新しい遊びを生み出すとか、やってみたいことが日常でポロポロ出てくる。本当に羨ましい限りですが、若手に足りないのは行動力と実践のためのスキル。アイディアはあるのにやり方の引き出しが足りなくて、どうしたらいいかわからない。なので良いタイミングでなるべくたくさん手を差し出そう、と意識しています。教えたり、今だよ!と背中を押したり応援したり、私ができることはそういうことなのかなぁと。経験豊富な先輩保育士と若手保育士がそのような関係で協力できる雰囲気、若手保育士でも発言しやすい環境作りも必要ですよね。

 

−仰る通りです!ちなみにNoguriさんの職場はその辺りを採点すると何点でしょう?

 

30点です…100点満点で(苦笑)。がっつり赤点ですね。4月から私も異動したてで職員が入れ替わった時期でもあるので、周りを巻き込んでこれからどんどん点数を上げていきたいです。

 

−経過を楽しみにしています。Noguriさんはこれからも保育士として活動予定でしょうか?

 

私はもう少しで保育士歴10年です。実は11年目からは現場を離れようと考えています。これから保育施設や保育士が余ってくることを思うと、私は生き残る保育士、付加価値のある保育士でいたい

 

オリジナルサイト「絵本企画」はその活動の一環でしょうか?

 

まだまだ整っていないところもあるのですが、将来的には絵本の素晴らしさを保育士、子ども、保護者に伝えるような活動を幅広くしたい。「令和らしい絵本の読み方のシステムを作りたい」が目標でありテーマです。

 

−元々絵本が好きだったのでしょうか?

 

いえ、全然です。新卒のときは十分な指導もなく、見様見真似で必死に保育をしていました。新しい絵本を読んでたら子どもたちが来てくれる!喜んでくれる!と、とりあえずいろんな絵本を読むことをずっと続けていて。喜んでくれる子どもたちの姿が嬉しくて、絵本や読み方、年齢によって反応も全然違う面白さがあると気付きました。ただ読むだけじゃない、絵本の可能性や素晴らしさをそこで初めて知りました。これは他の保育士の仲間にも知ってほしいこと。去年初めて保育園の「絵本係」になったこともあって、特権を活かしていろんな絵本をいろんな方法でアプローチしてみようと、一人で研究活動のようなことをしていましたね。それがすごく楽しかったのがきっかけで、「絵本企画」も始まりました。

私が仕事としたいのは、保育に関係するところ。やっぱり保育って面白い。今後少しずつそういった形でも保育と関わっていきたいです。

 

「時代の変化に乗り遅れないこと」「学び続けること」を常に意識しているNoguriさん。想像力が豊かだからこそ、相手の気持ちに寄り添う指導ができたり、子どもたちと楽しいことを分かち合えたり、絵本を起点としたオリジナル活動ができるのかなと感じました。

Noguriさんの優しさ、真面目さ、学びの姿勢、豊かな想像力が存分に伝わる楽しいインタビューでした!ありがとうございました!

 

NoguriさんのオリジナルHP「絵本企画」

 

(2021.4 聞き手・編集:鏡味)

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