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まわりが育つ力
保育園はそれぞれの個性と個性が出会う場所なんです(^^)
体を動かすことが大好きな子、ブロックで遊ぶことが大好きな子、お絵かきや工作が大好きな子…
又、穏やかな子、面倒見のいい子、怒りっぽい子、おしゃべりが好きな子、話すことが苦手な子、等々。
人間が100人いたら100通りの個性がありますよね!
アガぺーでは、大きい子も小さい子も、ハイハイの子も、走り回りたい子も、おしゃべりができない子も、自分でご飯が食べられない子も、お友達と遊びたい子も、一人で遊びたい子も、色んな年齢・特性を持ち合わせた子ども達が、み~んな一緒に同じ空間で生活します。
自由にのびのびと笑顔いっぱい心豊かに成長します。
み~んな一緒の空間で生活しているので、子ども達の中に“ふつう”という感覚がありません。
3歳だからお友達と遊べるようになるのが“ふつう”だよね。4歳だからお絵かきでママの絵が上手に描けるのが“ふつう”だよね。6歳になったから先生のお話をしっかり聞いて言われた通りに行動できるのが“ふつう”だよね。
そして、小学校に上がって同年齢の子ども達で生活するようになると、この“ふつう”が出来ない子はもちろん目立ちます。
“ふつうじゃないから一緒に遊ばない”なんていう排除が始まります。
“ふつう”ってどうして感じるようになるのでしょうか。
できて当然だっていう周りの大人の勝手な思い込みですよね。
そしてできない子がいたら心配をしたり、特別扱いをしたりする。
これって大人が悪気もなく、“ふつうじゃない子”っていうレッテルを貼り、周りの子ども達にこの子はみんなとは違う子だって感覚を植えつけてしまっているんだと思うんです。
靴が履けない子。じゃあ私が履かしてあげよう。
外でいきなり走り出してしまう子。じゃあ僕が手をつないであげよう。
異年齢混合自由保育の中で生活するアガぺーの子ども達は、なにかに困っている子がいつも隣にいるので、自分がお世話するのが当たり前なんです。
ふつうじゃないからと特別扱いをして囲ってし合えば、その子も、周りの子も『多様性の時代』を生き抜いていく力は育たないと思うのです。
子ども達はとっても頭がいいんです。
出来ない子がいる。じゃあどうすればいいかな?って考える力を持っているんです。
この子はみんなで作ったモノを壊すから邪魔な子、いきなり暴れるから危ない子なんて目で見ませんよ。
そんなのはただの大人の思い込みです。
それがまわりが育つという事なんだと思います(^^)
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