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自分を大切にする力

更新日:2021.3.16|1(2週間) / 101(累計)

自分を大切にする力
子どもには、自分の意見を自分の言葉で堂々と言えるようになってほしいなって思いますよね(^^)
その様な力のことを『表現力』と言いますね。
ではその表現力ってどうして必要なのでしょうか?

社会に出て人前で堂々とスピーチやプレゼンが出来るようになるためでしょうか。
入試試験に必要だから?
学校や会社で自分の意見を言えた方が有利だから?

その様な事が目的であるとしたら、人に評価されるためだけに表現力を身に付けることになりますよね。

自分を表現することの本当の目的って、なりたい自分になって、自分を大切にできて、自分に自信をもって生きていく為なんじゃないかとおもうんです。

ですから、自分の意見で自分のやりたい事を発言して行動するってことを、幼児期のうちから習慣として出来る様にしてあげたいものです(^^)

アガペーでは、自分がしたい活動に入る前には必ず、お背中ピッ!をして挙手し『~やりたい!』と発信し保育士に『いいね~!どうぞ!』と受け止めてもらってから遊びに移ります。

子ども達はいつでもどんな時でも、やりたい事、反対にやりたくないことを元気に挙手して自分らしく発言し教えてくれます。
まだ言葉をしゃべれない1歳の子も年上の子のまねっこをしてがんばって伝えようとしています(^^)これがとてもかわいくて微笑ましい光景です。
うまく言えなければ年上の子が『~ちゃんブロックがしたいんだってー!』と代弁して助けてくれます。

実はこのルールは簡単なようでちょっと難しい!
入園してきたばかりの子はうまくできません。みんなの様子をじっと見ていたり、言いたくても言えない子もいます。
この行為は周りの保育者との信頼関係がないと自らの意見を堂々というって事はまず出来ないんです。
重要なことは、何を言っても受け止めてくれるという安心感が必要不可欠だという事です。

ですからまずは、子どもを丸ごと受け止めて子どもの意見を尊重してあげることから始まります。

そして子どもが主体的に行動し発言をし、それを保育士が受け止め、出来ないことがあればお手伝いをします。

別にうまく話せなくていいんです。
大切なのは、自分の意見を受け止めてくれたという体験そのものです。
それが自信になり子どもの生きる力になっていくんです(^^)
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