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真のリーダシップとは?

更新日:2021.2.18|1(2週間) / 28(累計)

真のリーダシップとは?
“アガペーを卒園していく子ども達は100%リーダーシップを発揮します。”

その様に説明すると、『うちの子は大人しい子ですからみんなの前に立って指揮をとるなんてありえません。』と恐縮される親御様もおられます。

その様なご意見に対し私たちは、リーダシップってみんなの前に立ち大きな声でまとめ上げて指揮をとる事だけがリーダシップではないんですよ。と説明します。

では本当の意味でのリーダシップとはどのような行動や能力のことを言うのでしょうか?

ここで実際に毎日のように目にするアガペーの年長さんたちのリーダーシップをご紹介しますね。

例えば、お外遊びの帰り道で小さい子が歩けない~!と言って泣き出しました。
すると年上の子たちが寄ってきて、その子をなだめ、抱っこして一生懸命に歩いてくれます。

又、小さい子がおもちゃの取り合いをしていて片方の子が負け泣き出しました。
その一部始終を見ていた年長さんは、泣いてしまった子にそっと寄り添い優しく抱っこします。

靴の脱ぎ履きも、できない子がいたら出来る子がやってあげています。

この様な事が毎日当たり前のことの様に起きるので、保育士はそんな子ども達の成長を見逃さないよう写真に収めるので大忙しです(^^)


では大人の世界で考えてみましょう。
皆さんは妊娠中やお子様が生まれてから、電車やバスに乗る機会があったと思います。
お腹が重たくて苦しい時にサッと席を譲ってくれたり、子どもが泣いたり騒いでしまった時に、優しく声をかけてくれたことはありますか?
あったとしても確率としてはかなり低いのではないかなと思います。

誰かが代わってくれるから自分はいいや。
自分は疲れているから誰かがやってくれたらいいな。
又はスマホ片手に見ないふり。
子どもを抱え重たい荷物をもって大変そうなママを見ても知らん顔。

ここでかけている事、それは『当事者意識』ですね。

子ども達を見ていると、困っている人がいたり問題があると『自分の問題』としてとらえ、即座に動き解決してしまいます。
人のせいにしません。会社や社会のせいにしません。

そういう人に人は影響されついていきたいと思うのではないでしょうか。

そんな子ども達を見ていると、目の前で起きている問題に対しての『当事者意識』からくる行動こそが“真のリーダシップ”ではないかと思います。

そんなことが伝承されているので、アガペーの子ども達は100%リーダーシップを発揮しますと自信をもって宣言できます(^^)
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