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小学校に上がるまでにつけておきたい力

更新日:2021.2.17|1(2週間) / 24(累計)

小学校に上がるまでにつけておきたい力
皆様は小学校に上がるまでにどんな事が出来る様になればいいなと思いますか?

好き嫌いなく給食を食べられるようになったり、ひらがなや数字が書けるようになったり、本が読める様になったり、課題の絵を上手に描けるようになったり、お昼寝をしなくなることや、みんなと揃って座れたり揃って同じ行動が取れるようになったりすることでしょうか。

確かにこの様な事が出来れば、スムーズに小学校生活に移行出来るかもしれません。

このように目に見える成長をしてくれると親は安心しますね。

しかし、目に見える成長だけが目的となっていて大事なポイントを見落としてはいませんか?

そうそれは、『生きる力』です。
非認知能力という言葉でも知られていますね。
人間が生きていく為に最も重要である基礎的な力です。

それは目に見えません。
だから疎かにされてしまいます。

小学校という今よりも大きな社会に出た時、様々なストレスや困難に直面します。
しかし『生きる力』が幼児期のうちに育めていないと、それらを自らの力で解決し、自らの人生を切り開いていくことが出来ず、迷ってしまいます。
打たれ弱く、ストレスをため込んでしまうかもしれません。

近今では、小中学生のうつ病が深刻化しつつあります。

そうならないために、私たち親・保育士は子どもたち為に何が出来るでしょう?

アガペーの事例になりますが、当園は年長さんになると自分がこの園のリーダーなんだ!という気持ちが芽生え、進んで小さい子のお世話をしたり、喧嘩の仲裁をしたり、ガキ大将の様に遊びを引っ張っていく責任感の強い子に成長します。
また、アウトドア保育で沢山の経験をしてきたので、それはそれは表現豊かで個性的な絵やダンスを披露したりする子もいます。
それぞれ得意なことは異なりますが、99%の割合で主体的な子どもに成長します。

なぜそうなるか?
それは子どもが“自由”であるからです。
保育士はあれこれうるさい事は言いません。
困っていたらそっとお手伝いさせてもらうだけです。


好き嫌いが多くても違うもので栄養が補えればいいです。
字に興味を示さなくても何の問題もありません。フロー状態を邪魔しないで集中力をつけさせてあげればいいのです。そうすれば小学校に行ったらあっという間に書けるようになります。


環境を用意し、あとは保育士が手本を見せていくそれだけです。

ぜひ『生きる力』を子ども達につけさせてあげられる子育てが出来るようAgapeは応援しています(^^)
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