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お子様の癇癪との向き合い方

更新日:2021.2.11|1(2週間) / 25(累計)

お子様の癇癪との向き合い方
このお悩みは第一次反抗期のお子様をお育ての親御様からよくされる相談です。
いつもお疲れ様です。毎日よく頑張っていますね。

まず知っておくべきポイントとして、癇癪を起す前には必ずその癇癪を起す原因があるという事です。
原因があるから結果(癇癪)があるという点です。
まずはその問題をよく見つめ返してみましょう。

例えば、朝保育園に出かける前に靴を履きたくないー!!と言ってイヤー!となり親はいそいでいるものですから靴を無理やり履かせます。
そうするともっと騒ぎ立て靴を投げて泣き始めました。時間がないからとイライラしたまま抱っこして自転車に乗せます。
思い返してみたら靴をはかせる前に、時間だからと言って見ているテレビを許可なくブチッと切ってしまっていました。
そして保育園に着いたら、ママと離れたくない!と駄々をこねここでも泣きわめきます。
お母さんは急いでいるので朝の出来事を引きずったままお仕事に向かわれます。
そして帰りのスーパーで爆発(癇癪)を引き起こしてしてしまいました。

思い返してみると、癇癪を引き起こすポイントが朝から積み重なっていますね。

お気づきかと思いますが、その癇癪を引き起こす原因となったものを、ひとつずつ解決していけば爆発は防げますね。
私の園では、目先の対処療法はおすすめしておりません。

そう、時間はかかるかもしれませんが、一つずつお互いに納得していかなければまた同じことを繰り返してしまうだけなのです。

親も人間ですので感情があり時には怒鳴ってしまいたくもなります。
しかし、子どもも同じように感情があります。やりたくない!やだー!というのにもしっかり理由があるという事を忘れないであげてください。

もし癇癪を起していまった時には、お子様をしっかりと抱きしめて全てを受けいれてあげてくださいね。いやだったんだね。わかるよ。と気持ちを受け入れてあげてください。
ここで終わらせてしまえれば次につながる大きな原因の種を生むことはなくなりますね。
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