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外は内を資け、内は外を養う

更新日:2020.6.3|33(2週間) / 92(累計)

外は内を資け、内は外を養う
 我々にとって最も大切なことは、日々健康に過ごすということであろう。健康とは言うまでもなく心身のそれを指すが、まずは身体の健康が優先される。身体が不調であれば気分も晴れない。頭痛、腹痛、腰痛といった痛みがあれば文字通り苦痛である。発熱や怪我もまた辛い。いつも、心身ともに順調であることほど幸せなことはない。

 そのように心身を保つには、普段からの心掛けが肝要だ。衣類の清潔に心がけ、薄着に努め、汗をかいた時には早めに着替え、清潔を保つようにする。このような心掛けは、まず本人がそれを守ることによって保たれる。

 心身という言葉は、心によって身の健康が保たれ、身の健康によって心の健康が保たれるという両者が相即不離、表裏一体の関係にある事実を表している見事な熟語と言える。  

 身なりは外形を意味するが、外形の身なりを整えようとするのは心である。それは、結局は内面が外形を決めることであり、また外面の在り方が心の有りようをも決めるという相即不離、表裏一体の関係を我々に教えてくれる。

 身なりという外形、薄着と言う形、それらを一つにまとめて、常に時にふさわしく整えることが肝腎である。
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