menu

いろいろ

親しみと労りのマナー

更新日:2019.6.27|32(2週間) / 48(累計)

親しみと労りのマナー
お風呂に入ったり、出たりする場合の挨拶はあまりされていないようだが心を繋ぎ合う為に、是非「言葉を掛け合う」習慣を作りたい。
「お先に戴きます」「どうぞごゆっくり」「お先に有り難うございました」「はい、どうぞゆっくりお休みなさい」というような言葉掛けは、家族やお客様との心の絆をより強く、太いものにする。
 
 「会釈」とは「軽く首を垂れて一礼すること。お辞儀」と説かれている。「辞儀」とは「頭を下げ敬礼する作法」である。
このように頭を下げたり、首を垂れたりする所作は何を意味するのだろう。
 
「戴く」というのは、「頭上に載せる」ことで、これも敬意の表明である。
「押し戴く」は「うやうやしく顔の上に捧げる」ことで「戴く」よりさらに丁重な敬意を表し、卒業証書や勲位を受ける作法である。
軽い物ならこのように手で捧げられるが、人や仏像はそうする訳にはいかない。
そこで自分の頭を下げ、相手を高みに位置づけて表敬する。頭の下げ方によって、会釈、礼、最敬礼、土下座と順に表敬の度が深くなる。
 
日常の挨拶には、言葉のみでなく会釈を添えたい。
軽い会釈で十分だが、その有無によって表敬の伝わり方が大きく違ってくるからだ。
  • この記事をシェア:

その他のタイムライン