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日本人を育てた「和食」【食育】

更新日:2020.3.10|4(2週間) / 22(累計)

日本人を育てた「和食」【食育】
和食の調理における特徴の一つは、四季折々の新鮮な食材や、各地で地域に根ざした多様な食材が用いられることです。
これは、豊かな自然環境に恵まれた日本だからこそ。

現在、日本で流通している野菜は約150種。魚介類、海藻類などの海産物も世界でもまれにみる種類の豊富さを誇ります。

もう一つはの大きな特徴は、煮る・蒸す・茹でるといった水をふんだんに使う調理法が多いことです。

これは、他国では見られない和食ならではの特徴で、雨の多い気候で水が豊富なおかげです。

さらに急峻な山地のため、ミネラル分の少ない軟水であることも重要な意味を持ちます。
日本の軟水は、口当たりがやわらく、まろやかなので、水を使った素材の味を活かす調理法が発達してきました。

また、和食を支えるだしも、軟水だからこそ昆布や鰹節から旨味を引き出すことができるのです。

だしに含まれるうま味には、素材の味を引き立てる働きがあります。
だしのうま味を上手に使うことで、塩・味噌・醤油など最低限の調味料で、素材の持ち味を活かし、和食んらではの繊細な味わいを生み出すことができます。
旨味は、海外でも「UMAMI」として認識されるようになりました。


生きる喜びを給食から
ラバント八雲自由が丘園
東京都目黒区八雲3-18-9
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